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相手がそのように思った瞬間から、あなたに対する優しさも気遣いも、段々としなくなり、最後は恋愛に新鮮さがなくなって結末を迎えるものです。 恋愛は、お互いに抱く幻想を楽しむゲームみたいなものですので、相手を捕まえたかと思うと、スルッと逃げていき、また、逃げてしまったのかと思えば、いつの間にか相手の胸に抱かれていたというように、相手の自分の想う気持ちを推し量りながら、いつがたっても確信が持てないような状態にしておくことです。 相手が「自分を好きだ」という確信が持てたら、ゲームオーバーなのです。 そのためには、もしあなたが次のようなアクションをいつもしていたなら、それを逆手にとって、彼の不安心理を煽るのです。 たとえば、彼からメールが来たら、すぐにメールを返信する習慣になっていたような場合、彼は「この子は、自分がメールをしたら、必ず３０分以内には返信が来る」と無意識のうちに記憶に残っています。 もし、彼があなたを怒らせるようなことを言ったとします。 そのとき、これまでならすぐにメールを返していたあなたが１週間も沈黙を守れば、その行動によって彼は相当強い不安に駆られることになるでしょう。その後、彼からフォローのメールが来たとき、「ごめん、ぜんぜん怒ってないよ。忙しくてメールできなかっただけだよ」などと返せば、相手も安心します。 このように、彼を不安にさせたり、安心させたりすることで、ふたりの恋愛感情に起伏が生じ、それが一層、恋を燃え上がらせるのです。 恋愛は、もともと非日常的な感情ですから、いつ崩れるか分からないという焦りとか不安心理が交錯したなかで成り立っているもので、日常的に安定した気持ちにさせてしまったら、恋愛は現実のものとなって、ふたりの甘い幻想的な気持ちは覚めてしまいます。 また、彼のあなたを好きだという気持ちが高ぶって高揚しているようなメールが来たときには、それを冷ますのではなく、さらに燃え上がらせるようなメールを返信するのも、恋愛の醍醐味ではないでしょうか。 |
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